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長寿連載された750ライダーに影響された世代は多い

2018年4月12日

 

10年連載の750ライダーは750ロックの学園もの

この漫画に影響されてバイクに乗り始めた人もいると思います。
確実にここに一人いますから。

750ライダーは石井いさみの青春バイク漫画です。
少年チャンピオンにて1975年~1985年まで連載されました。

750ライダーの前身となる作品は「750ロック」
750ロックは「毎回必ず人が死ぬ」ことで掲載紙の少年サンデーは難色をしめすことになります。

そんなときに、少年チャンピオンの編集長から「750ロックの学園ものを書いてみないか」とオファーがあります。人が死なない「750ロック」が750ライダーの誕生となります。

結果10年連載のコミック50巻の大ヒット作となるのです。

引用元 750ライダー19巻表紙

作画と作風の変化

長期ロング連載につきものの作画(絵)の変化だけではなく、連載当初はとんがっていた内容も徐々にマイルド路線に変更されていった。

バイクバトルや暴走族との確執やバイクテクニックなど事故を誘発させたり濃ゆい内容だったのが学園青春ものに変化していく。

ほのぼのした内容と絵柄にかわりポエムまで出てきたりしました。

1970年代は暴走族の全盛期でもありバイクによる事故も多かったと思います。憶測ですが、時代的な背景もあったのかもしれないね。

750ライダー連載の1975年は二輪車に限定解除が採用された年

1975年に二輪免許の仕組みが変わりました。いわゆる限定解除と呼ばれます。

大型自動二輪免許は技能試験あるいは中型限定免許からの一発試験の合格者のみ取得できる免許になってしまった。それまでは125㏄のバイクでコースを回る簡単な試験でした。

その当時大型二輪免許を持っているだけで尊敬の対象でした。

残念ながら僕は年齢的に間に合わず中型二輪免許しかもっていないのです。しかもその当時は司法試験より取得が難しいと言われていた時代でした。

バイトでためたお金でバイクを買うことにします。そのために中学からお金を貯めていました。

400㏄以上にはのれないので、仕方なくGT380にのることになります。750ライダーにあこがれてCB750で通学するのが夢だった僕のような少年がこの時代あふれていたと思います。

GT380

バイク通学は認められており、学校では毎年白バイによる安全講習も行われています。

当時はホークⅡやⅢも出てましたが、やはり人気はCB400Fであり今でも中古車平均価格が100万を超える人気車です。

それから1976年に創刊されたミスターバイクは、かかさず読んでました。

 

バイクが出てくるマンガでは他にも「ワイルド7」なんかもよく読んでました。750ライダーを読んでいるとバイクに乗りたくなってきます。

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