気に入っているボールペンや急いでいるときに、インクが出なくなったら困りますよね。
大切な書類にサインをする直前、会議のメモを取ろうとした時、あるいは思いつきで何かを書き留めようとした時など、予期せずにこの問題に直面することがあります。
この記事では、お湯を使った復活方法から、日常で簡単に試せるその他の対処法まで、具体的な状況例を交えながら幅広く解説します。
「お気に入りのボールペンを長く使い続けたい」あなたの願望に答えます。
お湯を使ったボールペンの復活法
状況例:会議前にインクが出ない!
このペンじゃないとだめなんだよ~
大丈夫です!まずは以下を試してみましょう。
- ペン先を40℃程度のぬるま湯に数分間浸す。
- 例えば、会議の10分前にお気に入りのペンでメモを取ろうとしたらインクが出ない。そんな時、手近なカップに温かいお湯を入れ、ペン先を数分間浸してみましょう。
- ペンを紙に軽く押し当ててインクの流れを確認。
- お湯から取り出した後、試し書きをしてインクの流れが改善されたか確認します。この方法は、インクの乾燥を解消し、流れを再開させるのに効果的です。
ペン先をお湯で温めることで、インクが溶け出し書けるようになります。
その他の対処法
お湯がない場合はどうする?
大丈夫です!以下を試してみましょう。
- 振る: ペンを強く振って、インクの流れを改善します。屋外で行うか、紙を広げてインクが飛び散らないように注意しましょう。
- 温める: 手でペン先を包んで温めたり、息を吹きかけたりしてみてください。温かさが固まったインクを溶かしてくれる可能性があります。
- ペン先を清掃: アルコールティッシュでペン先を拭いて、固まったインクや異物を取り除きます。
振る場合は、ビニール袋などを利用してインクの飛び散りを防止しましょう。
ボールペンのペン先には、ボールが付いています。インクのカスなどがボールに引っかかると字が書けなくなります。
ペン先を清掃することで書けるようになりますが、スムーズに書けるまで紙にまるなどを書いて慣らしていきましょう。
インクが出ない原因と予防策
ボールペンのインクが出ない原因は多岐にわたりますが、主なものにはインクの乾燥、ペン先の損傷、異物の詰まりなどがあります。これらを予防するためには、以下の対策が効果的です。
インクを使いきってたなんてことも
- キャップの使用: 使用後はキャップをしっかりと閉めるか、ノック式の場合はペン先を収納しましょう。
- 適切な保管: ペンは水平に保管し、極端な温度や湿度から避けてください。
- 定期的な使用: 長期間使用しないとインクが乾燥しやすくなります。定期的に使用して、インクの流れを保ちましょう。
ペン先を保護するのは、インクの乾燥を防ぐためです。直射日光や高温多湿な場所での保管は避けます、ペンの変形・インク漏れの原因になります。
ノック式とキャップ式の保管方法
ノック式とキャップ式でペン先の向きが違うのだ
ノック式のボールペンの場合、ペン先を収納してペン先を下に向けて縦置きか横置きで保管します。
キャップ式は、キャップをした後、キャップが上を向くように縦置きか横置きで保管します。
インクには寿命があります
ボールペンのインクの寿命は、購入後約1~2年が目安になります。
保管期間が長期になると、インクの溶剤が蒸発してしまうからです。
ボールペンレフィル
レフィルとは、ボールペンの替え芯のことです。
替え芯があれば安心だね
お気に入りのボールペンの場合、予備の替え芯を用意しておくと便利です。
替え芯を用意しておくことで、突然書けなくなっても慌てることはなくなります。
まとめ
ボールペンのインクが出ない問題は、日常生活で突然遭遇することがあります。しかし、ここで紹介したような簡単な対処法を試すことで、ほとんどの場合は解決できる筈です。