洗濯物干し忘れは、多くの人が経験する家事の失敗の一つです。
「洗濯物が臭くなった」
「衣類にシワができた」
こんな経験をした人も多いはず。
この記事では、洗濯物を干し忘れた際の具体的な対処法から、将来的に同じミスを避けるための予防策まで、役立つ情報を提供します。
生活の質を向上させ、洗濯に関するストレスを軽減するための知識を得てください。
洗濯物を干し忘れた際の基本対処法
テレビや映画を見てたら忘れてしまった。洗濯してるのを忘れて外出してしまった。
主婦の方なら、家事が忙しく、ついつい忘れてしまう事もあるはずです。
そんなときは、洗濯物のチェックから始めましょう。
洗濯物の状態をチェック
洗濯物を干し忘れたことに気づいたら、まずはその状態を確認しましょう。臭いがなければ、再度脱水してから干すことで問題ありません。
しかし、1時間～一晩以上経過している場合は、雑菌やカビの繁殖が考えられるため、臭いや衣類の状態をよく確認する必要があります。
臭いの原因は、カビや雑菌の増殖です
雑菌が繁殖する目安は？
- 夏場だと1時間
- 冬場だと2時間
時間の経過により、ものすごい勢いで増殖していきますから、洗濯物は洗い終わったらすぐに干す習慣をつけましょう。
匂いがする場合の対応策
洗濯物から悪臭がする場合は、洗い直しが必要です。この時、殺菌剤の含まれている部屋干し洗剤や抗菌・消臭効果の高い柔軟剤を使用すると効果的です。
再度、洗濯しても臭いが落ちない場合は！
- 再度洗濯しても臭いが落ちない場合は、沸騰したお湯に数分つけおく「煮洗い」。
- 酸素系漂白剤と洗剤をぬるま湯に混ぜてつけおく「つけ置き洗い」。
雑菌やモラクセラ菌による悪臭を取り除くのに役立ちます。
短時間放置した場合や、臭いがそこまで気にならない場合は、アルコールスプレーや市販の消臭剤の使用が推奨されます。自宅で作れる重曹とエッセンシャルオイルを混ぜた消臭スプレーも効果的です。
シワが気になる場合
洗濯物を放置してしまった結果、衣類にシワができてしまった場合は、乾燥機を使用するか、アイロンで丁寧に仕上げましょう。
乾燥機にはシワ取り機能が付いているものも多く、効率的に対処することができます。
洗濯物を干し忘れないための予防策
生活リズムに合わせた洗濯計画
洗濯は生活リズムに合わせて行うことが大切です。例えば、朝の時間を利用して洗濯をする、夜に洗濯機を回す場合は就寝前に確認するなど、自分の生活スタイルに合わせた計画を立てましょう。
私の場合は、一人暮らしですが、帰宅したら即洗濯機を回しお米を洗ってからお風呂に入ります。風呂から出るころには洗濯は終了しているので洗濯物を干します。
洗濯をルーティン化してます
ただし、毎日のルーティンが崩れたときに、「洗濯物の干し忘れ」が発生しています。
そんなときは、洗濯機の洗濯機の予約機能が便利です。
洗濯機の予約機能の活用
洗濯機の予約機能を使用するには、自分のライフスタイルに合わせて設定しましょう。
洗濯機の予約機能を活用することで、洗濯物を干すタイミングを逃さずに済みます。洗濯を開始する前に、終了時間を予測し、その時間に合わせてアラームをセットします。
たとえば、毎日同じ時間に帰宅するのであれば、その時間にタイマーをセット。帰宅時に洗濯物を干す習慣をつければ、干し忘れのリスクは少なくなります。
私は予約機能は使いません。なぜなら一人暮らしであり、帰宅時間もマチマチ。朝はゆっくりしたいので、予約機能は必要ないのです。
休日の洗濯の場合は、アレクサのアラームを利用して干し忘れを防止しています。
洗濯機を清潔に保つ
洗濯物を干し忘れるということは、洗濯機にとっても良いことではありません。
濡れた洗濯物が、長時間にわたり放置されれば、洗濯機内のカビや雑菌の発生原因となります。
海苔のような黒い物体がカビです
カビや雑菌で汚れた状態では、洗濯物の臭いの原因や汚れにもなりえます。
定期的に洗濯槽の掃除や洗濯機のふたを開けておくことで、通気性を確保し、洗濯槽に湿気をこもらせないようにしましょう。
まとめ
本記事では、「洗濯物を干し忘れた際の基本対処法」と題して、洗濯物干し忘れの問題に直面した時の効果的な対処法を紹介しました。
また、洗濯機の掃除方法も取り上げ、日常の洗濯習慣の改善についても触れました。
洗濯物を干し忘れた場合には、悪臭防止や品質維持のための再洗濯や風通しの良い場所での干し直しなど、具体的な対策を講じることが重要です。
さらに、定期的な洗濯機の掃除を行うことで、洗濯物の衛生状態を保ち、干し忘れによる問題を未然に防ぐことができます。
