ごみを捨てる時、透明のふくろだと中身がわかるので気を遣う、カラス被害などでごみが散らかっているのを見ると情報ごみはそのまま捨てられないと思ってしまう。
そこで、個人情報が書いている部分にハサミをいれたり、黒く塗りつぶしたり「めんどくさい」です。
そこまで気を使う必要があるのかとは思いますが、やっぱり気になるんですよね。
ところが、家庭用のシュレッダーを使えば、その悩みは一気に解決します。
しかも家庭で使うものなので、フルスペックの高級機は必要ありません。
家庭用シュレッダーを選ぶポイントは3つ。
- 清音性
- 小型軽量(省スペース)
- 切断面の細かさ(セキュリティ)
電動式家庭用シュレッダーは、モーター駆動なので騒音を発生します。僕が使っているシュレッダーは、約64dB(掃除機の強運転程度)特に気になるほどではないですが、隣の話し声が聞こえる壁の薄いアパートなどでは夜の使用は気を遣うでしょう。清音性の高いモデルは価格も高くなります。
購入直後の使用頻度は高いですが、しばらくすると使用頻度は下がります。スペースを取らない小型機を選んでおくと後々後悔することもないでしょう。
個人情報などのセキュリティが気になるのであれば、裁断後の再現性の低いクロスカット以上を選ぶとよいでしょう。
あると便利な家庭用シュレッダーの選び方
情報ごみが気になる方には、家庭用シュレッダーは便利な家電です。
一方で気にならない方には、不要な家電。場所をとるので邪魔になります。
購入前に、本当に自分に必要なのか考えた方がよいでしょう。
確かに一般市民の個人情報を、ゴミをあさってまで調べられることは「ない」とは思いますが、ハサミを使うくらいなら時短効果の高い家庭用シュレッダーがおすすめです。
シュレッダーは会社で使うものという認識があり、家庭では必要ないと思ってましたが、家庭でも意外と個人情報が記載されているものが多くありました。
- 給料やクレジット明細
- 公共料金の明細
- 宅配便の伝票
- ハガキやダイレクトメールなどの郵便物
だいたい手でちぎって、ごみ箱にポイするか。後で処理しようとデスク横に明細や伝票がたまっていきます。
デスクまわりが煩雑になると、プチストレスたまります。

家庭用シュレッダーの種類は手動と電動の2種類
家庭用シュレッダーの種類は手動と電動の2種類あります。手動タイプは清音性が高い、電動タイプは時短効果が高いという特徴があります。
手動式シュレッダー
手動はハンドルを人力でまわして裁断します。
手動式シュレッダーのメリットとしては
- 清音性が高い
- 安全性が高いので子供がいても安心
- 価格が安い1000円前後で手に入る
手動シュレッダーは安く手に入るのが最大のメリットですが、安いだけに雑に扱うとすぐに故障してしまったり、人力でまわすので時間がかかるというデメリットがあります。
電動式シュレッダー
電動はボタン一つで、簡単に裁断してしまうのでおすすめです。
電動式シュレッダーのメリットとしては、手軽に使えて時短効果が高いということ。
手動式に比べてデメリットとしては
- 電気代がかかる
- 清音性が劣る
- 価格が高い
モーターを使うので、作動音が気になるとか、小さなお子さんがいる場合には安全面が気になる場合は手動式を選ぶと良いでしょう。
僕は、手動式・電動式と家庭用シュレッダーは持っていますが「圧倒的な時短効果と手軽さ」を体験してしまうと、もう手動式には戻れません。
クレジットカードや CD の裁断も可能なモデルがある
家庭用シュレッダーには、紙だけでなく期限切れのクレジットカードや不要になった CD などのメディアも裁断できるタイプがあります。
大量の CD や DVD などの処分をするとき便利です。
ただしクレジットカードの処分なんて、そんな頻繁にあるわけもなく、そもそも CD を持っていない方には不要な機能です。
そんな方は紙専用の家庭用シュレッダーがおすすめです。
サイズは卓上タイプから足元に置く大型タイプまで
机の上に置いておける卓上タイプから、足元に置く大型タイプまでサイズは色々。
自宅で使うものなので、コンパクトな卓上タイプを選ぶと利便性が高いです。
在宅ワークなどで、使用頻度が高い場合にはシュレッダーゴミ収納容量の多い大型タイプにするとごみを捨てに行く回数が減ります。
セキュリティレベルで選ぶならカットタイプに注意する
家庭用シュレッダーの裁断(カット)のタイプは3種類、カットの種類によりセキュリティレベルに違いがでます。
カットの種類 | カットの方法 | セキュリティ |
ストレートカット | 縦方向だけカット | 低 |
クロスカット | 縦方向と横方向にカット | 中 |
マイクロクロスカット | クロスカットをさらに細分化したもの | 高 |
ストレートカットは、そうめんの様に縦方向だけカットするため再現性が高くなります。
個人情報を重視する方の場合は、セキュリティの高いクロクロスカット以上を選ぶとよいでしょう。ただし細かくなる分だけ価格も高くなります。
家庭で使うシュレッダーは、業務用とは違いそれぞれの家庭の環境を考慮して選ぶとよいでしょう。
住環境によって、清音性を重視するか否かは違ってきますし、使用頻度によりサイズも変わってきます。
クレカや CD の裁断が必要な方もいれば不要な方もいる。
価格もピンからキリまでなので、必要な機能と不要な機能を分別して選ぶとよいでしょう。