加湿器のメリットとデメリット!乾燥対策に役立つ製品選びのポイント

2017年12月10日

冬になると、室内が乾燥してくるため、不快な症状が起きることがあります。

そんなときに役立つのが加湿器です。加湿器は、空気中の湿度を上げることで、喉や鼻の乾燥、肌荒れ、静電気などの不快感を軽減することができます。

しかし、適切な使い方をしないと、逆にカビやダニの発生、騒音や振動などの問題が起きることもあります。本記事では、加湿器のメリットとデメリット、正しい使用方法について詳しく解説します。

加湿器を購入したいけど、どの種類を選んでいいか分からない方や、加湿器の使い方に悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。快適な室内環境を手軽に作り出せる加湿器について、正しい使い方を知って、冬を快適に過ごしましょう。

加湿器の役割

加湿器の役割は、乾燥した室内の湿度を上げることにあります。

乾燥した空気は、肌や鼻や喉の粘膜の乾燥、アレルギー症状の悪化、静電気の発生など、身体や生活に様々な問題を引き起こすことがあります。加湿器は、水を蒸発させることによって湿度を上げ、これらの問題を解消することができます。

特に、冬場の暖房を使用した場合は、室内の湿度が下がりやすく、加湿器が重要な役割を果たします。加湿器は、家庭用やオフィス用など、様々なタイプがあり、容量や加湿量、機能、デザインなども異なります。自分の生活スタイルや必要な機能、予算に合った加湿器を選ぶことが大切です。

加湿器のメリット

加湿器は、乾燥した室内環境に長時間いる方、特に冬場やエアコン使用時には特におすすめです。また、アレルギー症状や喘息、乾燥肌など、乾燥が原因で悩んでいる方にも効果的です。

さらに、赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭でも、健康維持や快適な生活のために使用することができます。

加湿器を使うことで得られるメリットを以下に紹介します。

喉や鼻の乾燥からくる不快感の軽減

乾燥した空気は、鼻や喉の粘膜を刺激し、不快感を与えることがあります。加湿器を使うことで、空気中の湿度を上げることができ、この不快感を軽減することができます。

乾燥肌の改善

乾燥した空気は、肌の水分を奪い、乾燥肌を引き起こすことがあります。加湿器を使うことで、空気中の湿度を上げ、肌の水分を保つことができ、乾燥肌の改善につながることがあります。

静電気の発生抑制

乾燥した空気は、静電気の発生を促進させることがあります。加湿器を使うことで、空気中の湿度を上げることで、静電気の発生を抑制することができます。

室内の空気がキレイになる

加湿器には、空気を浄化する機能を備えたものもあります。この場合、加湿器を使うことで、室内の空気がよりキレイになるという効果があります。

加湿器のデメリット

過湿によるカビやダニの発生:加湿器を過剰に使うことで、室内の湿度が高くなり、カビやダニの発生を促すことがあります。適切な加湿量を調整し、定期的に清掃を行うことが大切です。

部屋の温度が下がる

気化式や超音波式の加湿器を使用することで、水分が蒸発する際に熱が奪われ、部屋の温度が下がることがあります。

電気代の増加

加湿器を長時間使用することで、電気代が増加することがあります。また、加湿器によっては、定期的なフィルター交換が必要な場合もあるため、その費用も考慮する必要があります。

騒音や振動の発生

一部の加湿器には、騒音や振動が発生するものもあります。特に、加湿量が多い場合や、高速で回転するものは、音や振動が大きくなる傾向があります。

加湿器の種類

家庭用加湿器は、空気中の湿度を上げるための製品です。季節や場所によって、室内の湿度が低下し、乾燥した環境になることがあります。このような環境では、肌や髪が乾燥しやすくなり、また、風邪やインフルエンザの感染リスクも高まります。

そこで、加湿器を使用することで、快適な環境を保つことができます。

家庭用加湿器には、主に以下の4種類があります。

スチーム(蒸気)式加湿器

蒸気式加湿器は、水を加熱して蒸気を発生させ、湿度を上げる製品です。蒸気式加湿器は、加湿効果が高いため、乾燥が激しい場所や乾燥肌の人におすすめです。半面、加湿量が多すぎると窓や壁に結露することがあります。

水を沸騰させるため、雑菌の繁殖をおさえるので衛生的、さらに室温を上げる効果もあります。

ただし、加湿器自体が高温になるため、火傷の危険性があることに注意が必要です。

超音波式加湿器

超音波式加湿器は、水を超音波で振動させて霧状にし、湿度を上げる製品です。蒸気式加湿器に比べ、加湿効果は低めですが、静音性が高く省エネ効果もあります。また、冷たい霧を出すため、夏場でも快適に使用することができます。

デザイン性の高いコンパクトな製品が多く本体価格も安めです。

ただし、手入れを怠ると雑菌が繁殖しやすくなります。水の粒子が大きいため周囲にあるものを湿らせるリスクがあるので注意が必要です。

気化式加湿器

気化式加湿器は、水をタンクに入れ、ファンの風を水を含ませたフィルターに当てることで気化した水蒸気を放出する仕組みになっています。加湿器から出た水蒸気が室内の空気と混ざり、湿度を上げる効果があります。

気化式加湿器は、簡単に使用でき手入れも簡単です。さらに電気料金を安くあげるメリットもあります。

ただし、適切な湿度を維持するためには、定期的に水を補充する必要があります。また、清潔に保たないと、細菌やカビが繁殖する危険があるため、清掃にも注意が必要です。

ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式加湿器は、気化式と温風気化式を組み合わせた加湿器のことを指します。

ハイブリッド式加湿器は、気化式加湿器のように加湿効果が高く、室内の温度を上げる効果もあるため、寒い季節にも重宝されます。加熱するため雑菌の繁殖を抑えることもできます。

ただし、ハイブリッド式加湿器は、ヒーターを搭載しているので、電気代と本体価格は高めになります。

以上のような点を踏まえ、適切な使用とメンテナンスを行いながら、ハイブリッド式加湿器を利用することが重要です。

まとめ

加湿器は、空気中の湿度を上げることで、乾燥した空気による不快感を軽減することができます。

加湿器のメリットには、喉や鼻の乾燥からくる不快感の軽減や、乾燥肌の改善、静電気の発生抑制、空気の浄化効果があります

一方、加湿器のデメリットとしては、過湿によるカビやダニの発生、部屋の温度が下がる、電気代の増加、騒音や振動の発生があります。

適切な加湿量を調整し、定期的な清掃やフィルター交換を行い、使用方法に注意することで、快適な室内環境を保つことができます

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